Bonjour !
パリ在住の Kai です。
今回はフランスでの電車の乗り方について解説していきます。
【この記事を読んでわかること】
・路線の種類
・切符/Navigoの種類・買い方
・電車の乗り降りの仕方
はじめに
パリ市内の移動は電車がとっても便利です。
パリ市内には数多くの路線が存在し、本数も多いので最もおすすめの交通手段です。
ただ路線によって治安も全然違うので注意してください!
自転車や電動キックボードで移動する方法を別の記事で紹介しているのでちょっとした移動はぜひ参考にしてみてください。
どんな路線がある?
パリ市内や郊外で主に使う路線といえばメトロ(METRO)やRERです。
また、パリの路線は日本より複雑ではなく、数字かアルファベットで名付けられています。
メトロ(METRO)
パリ市内の移動は主にメトロを使うと思います。
メトロの路線は1番線〜14番線まであり、行きたい場所によってそれぞれ乗り分けます。
- ルーヴル美術館:1番線、4番線、7番線、14番線
- エッフェル塔:6番線、8番線
- 凱旋門:1番線、2番線、6番線
などパリ市内の多くの観光地は最寄り駅がたくさんあり、非常にアクセスしやすいです。
RER
パリ郊外の移動になるとRERを主に使います。
こちらはアルファベットで管理されていてA線〜E線まであります。
- ディズニーランドパリ:A線
- シャルル・ド・ゴール空港:B線
- ヴェルサイユ宮殿:C線
などパリ郊外に行きたいときはこちらのRERを使いましょう。
切符やNavigoを買おう
フランスの電車では無賃乗車する人が多く、電車内で乗車券を確認されることが多々あります。
個人的にはメトロでは少なく、RERではよく確認されている感覚です。
乗車券を持っていないと罰金を取られるので、切符はなくさないようにしましょう。
乗車券の種類
Ticket t+
パリ市内で使う1回乗車券で、1枚 2.15ユーロ です。
こちらの乗車券でメトロ、RER(Zone1以内)、バス(一部)で利用できます。
1時間30分以内なら何回でも乗り降りができるので、パリで短時間で移動したい方にはおすすめです。
一日乗車券
一日乗車券はパリ市内(Zone1〜2)の場合、8.65ユーロ です。
空港やディズニーなどパリ郊外まで(Zone1〜5)の場合、20.60ユーロ です。
こちらは短期旅行の方におすすめする1つです。
一週間乗車券
短期旅行におすすめの2つ目はこちらの月曜日から日曜日までの乗車券です。
水曜日に買っても日曜日までの5日間しか使えないので注意してください。
(金曜日〜日曜日はその週の分を購入できません)
値段は空港やディズニーなどパリ郊外まで(Zone1〜5)で、30.75ユーロ です。
目的地までの乗車券
パリ郊外の往復の場合、目的地までの駅名を自動券売機で探して選択すればそこまでの切符を購入することもできます。
Navigoの種類
Navigoとは日本でいうSuicaなどの交通系ICカードです。
Navigo easy
駅の自動券売機で購入やチャージすることができます。
Ticket t+や一日乗車券に対応しており、旅行者にはおすすめです。
しかし、一週間乗車券には対応していないので注意してください。
また、譲渡や貸借りができるのも特徴的です。
発行手数料:2ユーロ
Navigo ディスカバリー
短中期の滞在者や定期的に旅行する方にはこちらがおすすめです。
駅のカウンターで購入でき、一週間乗車券や一ヶ月乗車券にも対応しています。
(自動券売機では販売していません)
こちらは譲渡や貸借りができず、裏面に写真を貼り付け、記名する必要があります。
発行手数料:5ユーロ
Navigo
長期滞在者にはこちらがおすすめです。
こちらはイル=ド=フランス(パリやその周辺地域)の住居者か労働者のみ発行できます。
Navigoのホームページまたは駅のカウンターで発行できます。
一ヶ月乗車券や一年間乗車券にも対応しております。
こちらも譲渡や貸借りができません。
発行手数料:無料
切符やNavigo easyの購入場所
駅にはこのような自動券売機があるので、この機械を操作して乗車券を購入します。
左側がNavigo専用、右側が切符です。
また、Navigoのチャージはアプリからでもできます。
こちらのアプリでは電車の運行情報や目的地までのルート案内も確認できるので、フランスに行く際はぜひ登録してみてください!
電車の乗り降りの方法
日本とは違い、パリ市内でも乗り降りするときに電車のドアを開ける必要がある場合があります。
電車のドアの開け方が3つあるのでそれぞれ紹介します。
また、閉める時は全て自動で閉めてくれます。
自動式
自動式の場合は全てのドアが自動で開閉してくれます。
この場合は何もせずに乗り降りすることができます。
ボタン式
ボタン式の場合はこちらのボタンを押してドアを開けます。
ドアの内側と外側の両方に付いているので、乗り降りの際はどちらも押す必要があります。
レバー式
レバー式の場合は、写真の右側に付いているレバーを上に持ち上げて開けます。
ちょっと硬いので、少し力を入れて持ち上げます。
さいごに
今回はフランスの電車についてまとめました。
最初は分からないことだらけですが、乗っていくうちに結構わかってきます。
みなさんもフランスに行く際は、何回も電車に乗ってみてください!
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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