【フランス】何時間まで働ける?最低賃金や雇用形態などを詳しく解説!CDDとCDIの違いなど

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Bonjour !

パリ在住の Kai です。

今回はフランスで働く方向けに労働制限について解説していきます。

今回は公共サービス(日本でいう公務員など)ではなく、民間企業で働くことをメインで話しています。

目次

はじめに

私は以前、パリ郊外にある労働環境がかなり深刻なところで働いていました。

その時に詳しく調べたので、調べたことをみなさんにお伝えしようと思います!

どんな感じの環境だったかは以前のブログにちょっとかいてますのでみてみてください。

最低賃金(Smic)とは

フランス語で最低賃金は salaire minimum de croissance と言い、Smicと略されています。

18歳以上の最低賃金は以下のようになっています。

額面手取り
1時間あたりの最低賃金11.65ユーロ9.23ユーロ
1週間あたりの最低賃金1,766.92ユーロ1,398.70ユーロ
1ヶ月あたりの最低賃金21,203.00ユーロ16,784.32ユーロ

雇用形態

フランスの雇用形態は主に2種類あります。

CDD

こちらは労働期限に制限がある労働契約です。

フランス語では「セーデーデー」と読みます。

契約書は書面で作成され、採用後は2営業日以内に従業員へ送られます。

この契約は最大2回まで更新できます。

一般的には更新も含め最大18ヶ月の雇用期間での契約となります。(例外あり)

また、試用期間は2週間です。(例外あり)

CDI

これは日本でいう正社員です。

フランス語では「セーデーイー」と読みます。

一度契約すると辞めづらいのはこっちですね。

試用期間は主に2ヶ月または4ヶ月です。

労働時間

労働時間は一般的に次のように決まっています。

労働時間

1週:35時間

1月:151.67時間

1年:1,607時間

最大労働時間は1日10時間1週48時間です。

また労働検査官の同意や緊急性がある場合などには超えることができます。

知って得すること

  • 1500ユーロ未満は、雇用主の意見に関係なく現金で受け取ることができます
  • 試用期間内は従業員と雇用主は特定の理由なしに辞めることができます

さいごに

フランスでは、日本とは違った法律の中で働くので、色々大変だと思います。

またフランスにはストライキなどがを起こす人が多いですねよね。

これはフランスの英雄ナポレオンの影響もあり、「行動を起こせば変えられる」という精神がフランス人にはあるようです。

その他の法律などフランス語ですがこちらから確認することができます。

これから働かれる方はぜひ色々調べて頑張ってください!

ここまでご覧いただきありがとうございます!

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この記事を書いた人

Bonjour !
フランス在住の Kai です。
2024年3月からワーホリビザで渡仏しました。
ワーホリのお話や現地の情報をお伝えしたいと思います!

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