Bonjour !
パリ在住のKaiです。
フランスの市場を歩いていると、特徴的な形をした「アーティチョーク」に目が留まります。
花のつぼみのような見た目で、日本ではあまり馴染みのないこの野菜を今回は調理師免許を持つ筆者が、フランス生活で学んだアーティチョークの魅力と簡単にできる調理法をご紹介します!
アーティチョークってどんな野菜?
アーティチョークは地中海沿岸が原産の野菜で、フランスやイタリアでよく食べられています。
市場では緑色や紫がかった大きなつぼみが並んでおり、見た目のインパクトが抜群です。
日本では缶詰などで見かけることが多いですが、フランスでは生のアーティチョークを丸ごと調理するのが一般的です。
アーティチョークの栄養価
アーティチョークは健康に良い成分がたくさん含まれています。
・食物繊維が豊富:消化を助け、お腹の調子を整える
・抗酸化作用:老化防止や免疫力アップに効果的
・低カロリー:ダイエット中の方にもおすすめです!
「健康志向のフランス人が愛する理由がよく分かります。」
フランス流!アーティチョークの楽しみ方
市場での風景
地元のマルシェ(市場)では、アーティチョークが大きな木箱に積まれて売られています。
聞いたところ、「新鮮なアーティチョークの見分け方は、つぼみがしっかりと閉じていて重みがあるもの」とのこと。
シンプルが美味しい!ヴィネグレット添え
最も一般的なフランス流の食べ方は、アーティチョークを茹でて、オリーブオイルやビネガーで作ったヴィネグレットソースを添える方法です。
葉を一枚ずつむしりながらソースにつけて食べるのが楽しく、テーブルで会話が弾む料理でもあります。
日本でいう枝豆のようにお酒との相性も抜群で、味はそら豆に非常に近いです。
調理師が教える!アーティチョークの下処理と調理法
アーティチョークはその独特な形状ゆえ、少し手間がかかるように感じるかもしれません。
でも、基本を押さえればとっても簡単です!
下処理の方法
1.茎をカット:茎を1〜2cmほど残して切り落とします。
2.葉の先端をカット:ハサミで葉の先端部分を切りそろえます。
3.酸化防止にレモン汁を使う:切った部分にレモン汁を絞ると、色が変わりにくくなります。
茹で方
・鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えてアーティチョークを茹でます(約30〜40分)。
・茹で上がりの目安は、葉が簡単に外れる状態です。
簡単レシピ:アーティチョークのヴィネグレット添え
材料(2人分)
・アーティチョーク:2個
・オリーブオイル:大さじ2
・白ワインビネガー:大さじ1
・塩・胡椒:少々
作り方
⑴ アーティチョークを下処理し、茹でます。
⑵ ヴィネグレットソースを作る:オリーブオイル、白ワインビネガー、塩、胡椒を混ぜるだけ!
⑶ 茹でたアーティチョークを皿に盛り、ソースを添えて完成です!
「このシンプルさがフランス流。アーティチョークの甘みとソースの酸味が絶妙にマッチします!」
まとめ:アーティチョークを楽しもう!
アーティチョークは見た目もユニークで、調理して食べると特別感を味わえる野菜です。
フランスの食文化を感じながら、自宅で簡単に楽しめるアーティチョーク料理に挑戦してみてください!
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